伊豆山の復興事業
土石流により甚大な被害を受けた『伊豆山』
復興は全くと言っていいほど進んでいない。
何故進んでいないかは理解している。
ここでは、復旧事業と復興事業の実態についての検証結果を公表していく。
難易度の高い復興事業計画と、住民が作成した復興基本計画(修正案)
開発事業において、イメージパースは重要な役割を示す。
復興後のイメージとなるものなので、未来への希望や夢が盛り込まれる。
下記は熱海市が発災直後に作成したイメージパースだが、実はこのパース通りの町づくりを実施しようとした場合、住民に大きな負担を強いることになる。
多くの課題整理を求められる計画で、住民との調整能力が高度に求められる内容となっている。

復興事業が進むにつれ、問題点が露となってきた。
熱海市が住民の声を聞こうとしないのだ。
これでは、復興事業どころが復旧工事すらままならない。
復興事業は、住民と行政が一体となって進める必要がある。
行政が声を聞いてくれないと、嘆いていても時間ばかりが過ぎるだけ。
被災者が中心となり複数回のワークショップを開催、地域の声や不安をまとめ、住民から復興計画修正案を作成し熱海市に提案した。
提案に対する回答は無い。
実際、懸案事項については提案した通りの修正が行われつつあるようだ。
熱海市の復興計画
- 2022年 6月
- 熱海市伊豆山復興基本計画
- 2022年 9月
- 熱海市伊豆山復興まちづくり計画
- 2024年 5月
- 熱海市伊豆山復興事業計画