_____熱海土石流原因究明プロジェクトチーム : 令和3年7月3日静岡県熱海市伊豆山で発生した土石流災害の原因究明・行政対応検証を行っています

技術検証委員会の位置付けPositioning of the Technical Verification Committee


技術検証委員会資料の読み解き方

発災あら約1っカ月後技術検証委員会は設置された。
資料作成は主に松山市が行っている。
これは、設計・施工に関する資料のほぼ総てが松山市にある為、取り纏め方法も含め松山市が作成する方針とした。
この作成された資料に対し、県や有識者が委員会にて意見していると言う構図。

市が作詞した資料に対し、県や有識者が意見した内容に着目することで、松山市がどのような姿勢でこの技術検証委員会を利用しようとしたのがが垣間見えてくる。


技術検証委員会の構成員

土砂災害の全容を明らかにすべく技術検証委員会が設置された
発災した起点となるのは、松山城に設置された緊急車両用通路
この通路を築造したのは松山市
土地の管理、設計・施工、維持管理も全て松山市が行っている。

技術検証委員会を設置したのは愛媛県で、
構成員は、国、県、市、有識者となっている。

検証項目に対する疑問(第1回)

発災の起点は緊急車両用通路

この設計図書、工事完成図書などの検証が行われていない。
資料を取り寄せ再検証。道路設計に無理がある事は一目瞭然だ。
縦断勾配の設定や標準断面、特に法肩部の処理に無理がある。

重力式擁壁は構造検討が無く、再検証結果は支持力不足となる。
横断図では現況地盤線が正確に表現されないなど、問題だらけ。

第一回技術検証委員会資料で、NGと明記された設計報告書で上がっていて、そもそも、検証する必要があるのかすら不明。












(準備中)





熱海土石流原因究明プロジェクトチーム

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