_____熱海土石流原因究明プロジェクトチーム : 令和3年7月3日静岡県熱海市伊豆山で発生した土石流災害の原因究明・行政対応検証を行っています

松山城土石流災害 原因究明MATSUYAMA CASTLE


技術検証委員会資料の疑問点

土砂災害の全容を明らかにすべく技術検証委員会が設置された

発災した起点となるのは、松山城に設置された緊急車両用通路
この通路を築造したのは松山市
土地の管理、設計・施工、維持管理も全て松山市が行っている。

技術検証委員会を設置したのは愛媛県で、
構成員は、国、県、市、有識者となっている。


検証項目に対する疑問

発災の起点は緊急車両用通路

この設計図書、工事完成図書などの検証が行われていない。
資料を取り寄せ再検証。道路設計に無理がある事は一目瞭然だ。
縦断勾配の設定や標準断面、特に法肩部の処理に無理がある。

重力式擁壁は構造検討が無く、再検証結果は支持力不足となる。
横断図では現況地盤線が正確に表現されないなど、問題だらけ。

第一回技術検証委員会資料で、NGと明記された設計報告書で上がっていて、そもそも、検証する必要があるのかすら不明な状況。


発生原因報告書

 最新版 第3回技術検証委員会検証結果まで反映

松山城土砂災害原因究明報告書 概要版 Vol_5.20
令和6年12月10日


下記の報告書の概要版です。

※全21ページ PDFファイルで2.1MBあります。     ダウンロードはこちら 
 

松山城土砂災害原因究明報告書 Vol_5.20
令和6年12月10日


発生地点の概要、時系列と危険予知、道路設計の検証、水の流れ、重力式擁壁の構造計算、法面安定計算、令和6年度の工事に関する問題点など纏めています。
※全72ページ PDFファイルで5.3MBあります。     ダウンロードはこちら
 

松山城土砂災害原因究明報告書 巻末資料 Vol_5.20
令和6年12月10日 


重力式擁壁構造計算書、傾斜地地盤の支持力計算書、円弧滑り計算
※全137ページ PDFファイルで1.2MBあります。      ダウンロードはこちら
 
   



熱海土石流原因究明プロジェクトチーム

連絡先:Mail:shimizu@cim-tech.jp