５ 原因究明の着目点～ Points of Focus ～
５―１．着目点
熱海土石流災害は工事施工業者が複数存在し盛土等が行われた期間が長い。
行政手続きも、法令が多岐にわたり、熱海市と静岡県双方が当事者に含まれる。
この事から、全容を理解しようとすると非常に多くの情報を正しく理解する必要がある。
５―２．検証項目
検証しなければならない項目は多岐にわたる
・盛土を行ったのは誰か？
・水は何処から流れてきたのか？
・隣接する宅地造成の影響は？
・産業廃棄物の影響は？
・行政手続きは適切に行われたのか？
・どの法律に着目しなければならないのか？
・盛土箇所の所有権移転の時期と工事の関係？
・盛土を行った施主と施工業者の関係？
・危険予知は可能だったのか？
・行政は本当に抑止しようとしていたのか？
・発災直前の情報共有は適切だったのか？
・発災後の対応は適切か？
時期と行為者が多く法規制や技術的な問題が絡み合い非常に複雑な状態になっている。
５―３．検証項目
着目点が多岐に渡り情報量が多すぎるので
責任の所在にフォーカスをあて着目点を絞って解説したい
着目する項目は下記の4点
Ⅰ 誰が盛土を行ったのか
Ⅱ 水は何処から流れてきたのか
Ⅲ 行政手続きは適切に行われたいたのか
Ⅳ 是正措置は適切に行われたのか
(以下 準備中)