隣接する宅地造成の検証
静岡県の原因究明報告書では、何故かこの隣接する宅地造成の検証が行われていない。
令和３年１０月に公開さ入れた大量の公文書にも、開発許可に関する図面・計算書がほぼ公開されていないかった。
都市計画法に基づく開発許可制度は、都市の周辺部における無秩序な市街化を防止す るため、都市計画区域を計画的な市街化を促進すべき市街化区域と原則として市街化を 抑制すべき市街化調整区域に区域区分した目的を担保すること、都市計画区域内の開発 行為について公共施設や排水設備等必要な施設の整備を義務付けるなど良質な宅地水準 を確保することを目的に創設された。
― 静岡県開発行為等の手引き 開発許可制度の目的より ―
④宅地造成はこの開発行為の許可を受けて工事が行われている。
ここで検証しなければならないポイントは、
・開発許可制度の示す基準通りに設計が行われているか。
・行政は手引き等に基づき厳密に審査しているか。
・図面通りに施工されているか。
・適切に工事が完了され完了検査を受けているか。
静岡県の検証ではこの全てが無視されている。
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